アジア選手権壮行試合(1997.11.29 西が丘)
日本女子代表 0-6 Lリーグ外国人選抜
得点:0-1 前半15分 イエンセン
0-2 前半26分 フーパー
0-3 前半31分 Own Goal
0-4 前半34分 イエンセン
0-5 前半41分 アンデレン
0-6 後半30分 ニートン
日時:1997年11月29日 13:00
会場:東京・国立西が丘サッカー場
主審:渡辺弥生
日本女子代表:21-山郷、2-山木、6-仁科、
7-東明(28中地 45分)、12-磯崎、
3-大部(19-森本 75分)、10-澤、
14-三井(9-手塚 45分、13-梅岡 77分)
16-内山、17-大松、11-大竹
サブ:1-小澤、5-酒井、29-柳田
(監督:宮内聡)
Lリーグ外国人選抜:16サパラ(1-ウェーバー 45分)、
2-周、3-牛、4-カールセン、
6-スミス(5-ミンストレル 45分)、7-ストール、
8-李、10-イエンセン(9-ゲーリス 45分)、
11-ボンデ、12-フーパー(13-ニートン 45分)、
14-アンデレン
(監督:鈴木保)
《日本代表》 《外国人選抜》
内山 アンデレン フーパー
大竹 澤 大松 ボンデ イエンセン
三井 大部 ストール 李
仁科 磯﨑 山木 東明 スミス 周 牛 カールセン
山郷 サパラ
雨の中での試合。一言で言うならば、外国人選抜の強さだけが目立つ試合だったような。
序盤こそは探り合いみたいな感じだったんだけど、次第に外国人選抜チームが主導権を握るようになってくる。外国人チームはシンプルながら着実にゴール前にボールを運んで行く。DFも即席チームとは思えないまとまりを見せていて(センターバックが2人とも中国人ってこともあるが)、日本代表は何度もオフサイドを取られていた。短期間ながらここまでまとめてきたところは「さすが鈴木保」ってとこなんですかね。(^^;
なんてことを考えてたら、前半15分頃に外国人選抜が先制。右サイドでボールをキープしたボンデが飛び出して来たGK山郷もかわしてシュート。ゴール前のDF磯﨑(だったかな?)がクリアしようとしたがボールはゴールの中へ。フィニッシュはイエンセンだったみたい。このシーンに限らず今日の山郷は不安定でイマイチだったように思う。時々ハラハラさせられるけど、安定感という意味では小澤の方がいいんじゃないかなぁ。
日本代表の攻撃は外国人選抜のチェックが厳しく、なかなか自由にボールを持たせてもらえないということもあってか、パスの精度もいまひとつ。なかなか思うような展開には出来ず。時々チャンスらしきものはあるんだけど単発で終わっちゃう。どうも攻撃がうまくかみ合わない感じ。
前半はこの後も外国人選抜の猛攻を止めることが出来ず、結局5失点。
後半は「こりゃまずい」ってことで外国人選抜チームの鈴木監督が気を遣ったためかどうかはわからないが (^^; 前半いい動きをしていたイエンセンとフーパーをベンチへ引っ込めた。これで多少外国人チームの勢いが弱まったんだけど、日本も流れを引っ張り込むまでは出来ず。
後半から出てきた女子高生代表の中地がなかなか頑張っていた。ベレーザで同僚のナタリー・ニートンと競り合ってたりしましたけど、177cmのニートンに対して中地は153cm。なんと身長差が24センチ。後半から出てきて、30分くらい出て引っ込んじゃった手塚さんはなんだったんでしょう?
後半の日本代表は流れを引き込むまでは行かずとも、前半よりは決定的なチャンスは多くて、大松(突破力といい、あの外し方といい、まさに女版岡野ですな (^^; )や澤(やっぱうまいっす)がGKと一対一になったり、大竹のループがクロスバーって場面はあったんだけど、結局得点には至らず、失点は1でそのまま試合終了。終了間際になんとか1点でも取れてれば後味はよかったんど。まあ、しゃあないか。
今回のアジア女子選手権日程、いくらなんでもここまで強いチームはいないはずなので(もしいたらどうしよう(^^;)、というわけである程度楽観視しながら結果を待ちたいと思う。まあ、アジアレベルでは攻撃の起点となるべき2列目の澤、大竹あたりがあそこまで抑えられちゃうようなことはあまりないと思うので、きっと大丈夫でしょう。
あと、冷たい雨の中(寒かった~)、手抜きせずに一生懸命プレーしてくれた外国人選抜チームのメンバーには大感謝です。