レイナス-ベレーザ(2003.11.16 大宮) | 女子サッカー観戦記アーカイブズ

レイナス-ベレーザ(2003.11.16 大宮)

さいたまレイナス 0-1 日テレ・ベレーザ

  《レイナス》        《ベレーザ》
     岸           荒川 大野
 岩倉 安藤 木原     伊藤     近賀
赤星  高橋  片桐      小林 酒井
 笠嶋 西口 田代    須藤 四方 岩清水 中地
    山郷           小野寺


ここ数年この対戦カードではレイナスの固い守備の前にベレーザが持ち味を消されてしまってなかなか攻撃の形を作ることの出来ないような試合が多かった印象があるんだけど、今日のベレーザはFWの大野、荒川をはじめとした前線をそこそこ活かすことが出来ていたのではないかと思う。ただしレイナスのゴール前にはGK山郷が大君臨、一対一を止める止める。ベレーザは守備面では中盤の底の酒井と小林の2人が効いており、特に小林の攻守にわたる貢献が印象的だった。

序盤はあぶなっかしさを感じたレイナスの守備も時間の経過とともに落ち着いてきたと思ったんだけど、後半17分にレイナスのスイーパー西口が2枚目のイエローカードで退場になってしまう。これでベレーザがイケイケになるかと思ったんだけど、なかなかそうはうまく行かず、終了真際の後半42分に中盤(酒井だったかな?)から縦へのロングフィードに反応した途中出場の山口麻美ちゃんがゴールに流し込んでベレーザはやっとの勝ち越し点をゲット。ベレーザにとっては完勝とはいかなかったが、まあこんなもんか。