ベレーザ-YKK(2002.8.4 稲城) | 女子サッカー観戦記アーカイブズ

ベレーザ-YKK(2002.8.4 稲城)

日テレ・ベレーザ 3-0 YKKフラッパーズ

得点経過:1-0 10分【ベレーザ】酒井
     2-0 39分【ベレーザ】伊藤
     3-0 61分【ベレーザ】東山


日時:2002年8月4日 14時
会場:東京・稲城中央公園総合グラウンド


ベレーザ:(GK)1-小野寺
  (DF)2-中地、3-藤井、4-馬場、13-戸崎(6-山崎 78分)
  (MF)5-酒井、7-伊藤、12-四方、15-西口(19-東山 59分)
  (FW)8-大野、14-大山(23-永里 68分)
 サブ:16-増田、25-小川
 警告:馬場、酒井


YKK:(GK)19-内田
  (DF)13-東原、15-北郷、23-鹿毛
  (MF)3-大部、8-増田、10-梅原、20-高橋、9-佐藤
  (FW)14-本間、22-槙(17-染矢 74分)
 サブ:4-宇野、6-青木、16-永田、18-石川


※手元のメモからの非公式情報です。
 特に時間に関しては公式記録との差が大きいと思いますので、
 ご了承ください。

べレーザ寄りの観戦記です。

   《ベレーザ》        《YKK》
   大山 大野        佐藤 本間
 伊藤     四方     槙      高橋
   酒井 西口        梅原 鹿毛
中地 藤井 馬場 戸崎  東原 北郷 大部 増田
    小野寺           内田


はじめはぽんぽんとした蹴り合いの、なかなかボールが落ち着かない立ち上がり。両チームともあまり形にはなっていないが、前半はどちらかというとYKKがセットプレー中心の組み立てで攻め込んで、ベレーザが自陣で守る時間が長かったような印象で、GK小野寺志保ちゃんもボールに触ることが多い。ベレーザは中盤から前がうまく機能せず、決定的なシーンもなかった。

それでも先制点をあげたのはベレーザ。前半10分、右の戸崎からボールを受けた大野が切り込んで行った時にルーズになりかけたボールを酒井がふわりとゴール左上隅に決めてのビューティフルゴール。

追加点もベレーザ。前半も残り5分くらいになった頃のYKKのゴール前でのセットプレーからの逆襲。右を突破した西口が左に出したパスを伊藤が蹴り込んでの得点。前半のベレーザは決定的なチャンスは3回くらいしか作れなかったと思うので、この効率の良さは試合巧者以外の何者でもないと思う。

後半ベレーザは中盤をちょっと組み直すような感じで、もともと右寄りの位置にいることの多かった西口を右前目のポジションに、四方を2列目の中央、守備的MFを酒井1人にして、こんな感じに。

  伊藤 四方 西口
     酒井


試合の方はいつの間にか、ベレーザペースになっていて、後半15分頃に大野が中央で拾ったボールを右の東山に出して、開いた東山が中央に出したボールをゴール前の大山が叩き込んだ、のかと思ってたら東山の得点だった模様。結局そのまま3-0でのフィニッシュ。

前週のレイナス戦での苦戦を見ているので、もっと厳しい展開を予想していたんだけど、なんとかなっちゃった。