読売-OKI(1998.5.3 江戸川) | 女子サッカー観戦記アーカイブズ

読売-OKI(1998.5.3 江戸川)

読売ベレーザ 5-0 OKI FC Winds

得点経過:1-0 前半12分頃 高倉
     2-0 前半17分頃 高倉
     3-0 前半22分頃 大竹
     4-0 後半 3分頃 手塚
     5-0 後半22分頃 小林


日時:1998年5月3日 14時
会場:東京・江戸川区陸上競技場
MC:佐藤
主審:森
副審:吉澤、浅井
予備:桂


読売:21-増田、2-中地、5-酒井、
  13-馬場(24-戸崎 後半21分頃)、17-西村、
  7-原、8-高倉、10-澤、20-小林(15-四方 後半32分頃)、
  11-大竹、19-荒川(9-手塚 後半0分)
 サブ:1-小野寺、4-宇野


OKI:1-前川、16-寺田、8-福島(3-加藤 後半23分頃)、
  5-森、10-小山、25-大依、7-秋元、29-嶋尾、
  12-山本、15-佐藤、9-田中
 サブ:14-伏見、17-宮崎、21-坂本、6-風間


※手元のメモからの情報

読売ベレーザ寄りの感想です。

両チームの布陣はこんな感じ。酒井は若干下がり目のスウィーパー的なポジションだった。

    《読売》         《OKI》
   大竹 荒川          田中
  澤      小林     嶋尾 山本 佐藤
   高倉  原         秋元 大依
中地 酒井 馬場 西村   福島 寺田  森  小山
     増田            前川


試合の方はというと、序盤から試合の主導権を握った読売がそのまま握った主導権をはなさず(カラオケのマイクみたいだな (^^; )タイムアップって感じだった。読売の攻撃のペースに強弱はあったものの、流れがOKIに行くことはほとんど無いままに終わってしまった。

というわけで、序盤から読売が積極的に攻めていった。特に中地を起点とするような感じでの左サイドからのアタックが印象に残っている。中地は相変わらず運動量豊富に動き回っていて、あと、この試合の場合は自分で持ち込んでクロスを上げるだけでなく、前線の選手に効果的なラストパスを出すような動きもあって、プレーにバリエーションが増えたような感じ。試合開始ちょっと前から降り始めた雨のため、フェイントで急激なターンをしたりすると滑って足を取られたりはしてたけど、まあご愛敬ってことで。

読売の先制点は12分頃。左からのCK。澤が上げたボールにファーサイドの高倉さんがヘッドで合わせての得点。澤はセットプレーでいいボール蹴るよなあ。マリノスでバルディビエソの代わりに蹴らせたいくらいだ (^^;

2点目はその5分後くらい。ゴール正面ペナルティエリアのすぐ外でのFK(強引に中央突破しようとした澤が倒されてのものだったかな?)。これを高倉さんが直接決めて2-0。ボールがOKIの壁をすり抜けるような形でゴールネットに突き刺さった。高倉さんはあいかわらず老獪な動きで、かゆいところに手がとどくようなプレーを随所で見せてくれていた。

右サイドをドリブルで突破してきた澤が中央の大竹奈美ちゃんにパス。奈美ちゃんこれを胸トラップしてループシュート。これが見事決まって3-0。偶然かもしれないが (^^; ものすげ~ビューティフルゴールだったと思う。

この日の奈美ちゃん、ドリブル突破は冴えず。ちょっと若干わずかに太ったような気がしないでもないんだけど、それでスピードが落ちたから?でも、元々あまりスピードのあるドリブルじゃなかったしなぁ (^^; OKIも奈美ちゃんがドリブルを始めると3人位で囲んで来たりして、「いやぁ、人気者だなぁ」などと思いながら見ていたわけで (^^; あと、昨日はよくコケてたのが気になった。数年前、コンディションが良くなかった時によくコケてた印象があるので。

後半は立ち上がり早々に途中出場の手塚さんが得点。高倉さんのパスに反応してゴール前正面に抜け出した手塚さんがきちんと決めて4-0。手塚さんは体が切れてたような印象。スピードが戻って来たみたい。

後半の中頃はちょっとダレてたような気もしないでもないが、それでもペースは読売なわけで、それなりにチャンスはあったんだけど、大竹さんが結構いい場面で外しまくっていた。なんだか奈美ちゃんがサリナスに見えてきたりして (^^;

5点目のとどめは小林。FKからのリスタートで、小林の目の前に流れてきたボールをきっちり決めて5-0。

読売にとってはピンチらしきピンチは後半の最初の方でGKの増田が何を血迷ったかいきなりドリブルで上がってOKIの選手にパスしちゃったというご乱心(^^;の場面以外は皆無だったような気がする。守備は酒井を中心によくまとまっていたという印象。