フジタ-読売西友(1997.6.29 大和) | 女子サッカー観戦記アーカイブズ

フジタ-読売西友(1997.6.29 大和)

  フジタ 0 | 0-1 | 2 読売西友
        | 0-1 |

  得点経過:0-1 前半 1分頃 大竹
       0-2 後半19分頃 柳田

  日時:1997年6月29日 14:00
  会場:神奈川・大和スポーツセンター競技場
  主審:渡辺弥生

  フジタ:1-小澤、6-片桐、4-大塚、9-種田、
    15-メリンダ、14-木村、5-増田、10-渡邉、
    19-赤間(17-能代谷 後半10分頃)、18-アリソン、
    25-島崎(23-目時 後半25分頃)
   サブ:21-瀬口、8-田原、24-吉泉

  読売西友:1-小野寺、2-ディナ、5-酒井、
    17-西村(15-四方 後半15分頃)、20-中地、
    8-高倉、10-澤、23-小林、22-柳田、11-大竹、
    12-ナタリー
   サブ:13-馬場、14-新宅、18-中島、19-荒川

  ※手元のメモからの情報です。
   時間等は結構いい加減ですのでご了承ください。

上空を飛び交う米軍機の爆音の中の試合 (^^; 読売西友ベレーザ寄りの感想です。スタメンの布陣はこんな感じだったと思います。

      ナタリー 大竹
     柳田    澤
      高倉 小林
   中地 酒井 ディナ 西村
       小野寺

試合はベレーザいきなりの先制から始まります。右サイドでフジタボールをインターセプトした澤が前線のナタリーにパスして、ナタリーが中央の大竹にパス。ゴール前でフジタGK小澤と一対一になった大竹がキッチリ決め、いきなりの先制で1-0。この後もベレーザペースで試合は進み、この後も幾度となくゴール前に迫ります。シュートは打つけれども、フジタのチラベルト小澤の好セーブに阻まれ前半はそのまま終了。得点にはならなかったけれど、前半30分くらいの攻撃はなかなかバリエーション豊かで面白かったです。一方、フジタはボールを奪ってもなかなかシュートまでは持ち込むことが出来ず、小野寺さんは結構ヒマそうでした (^^;

大竹は代表の時と同じような印象。持ち前のテクニックで効果的な突破を見せていたと思います。相変わらず好調のようですね (^_^)。ナタリーもただデカイだけじゃなくて(^^;持ち前のテクニックを使って幾度となくチャンスを作っておりました。柳田は先日Lリーグ杯準決勝で見た時はなんだか間が悪くて良くなかった印象なんですけど、昨日は良かったですね。好不調の波が小さくなればイケるかもしれませんね。澤は別に悪いってわけじゃないんだけど、ちょっと地味目でイマイチだったかな。なんか最近低調気味なような気がするんですけど。新外国人DFのディナ・スミスは安定した守備ぶりで安心して見ていられますね。セットプレー時は果敢にシュートを打つ場面も何度かありました。

後半の立ち上がりはフジタの時間帯だったように思います。その後少しずつベレーザも持ち直して、ゲームの雰囲気としては互角に。ただしボールのキープ率は互角だったけどフジタはなかなかシュートまで行かないといった印象。ベレーザの2点目はそんな時に生まれました。右からのCKのクリアボールを後ろから走り込んできた柳田が蹴り込んで2-0。ゴールの瞬間、GK小澤はCKのボール処理のため前に飛び出してしまっていたためか、フジタゴール前はGK不在だったような気がしないでもないです (^^; 多少距離があるにもかかわらずシュートを打った柳田の判断は良かったんじゃないかと思います。

というわけで、今シーズンのベレーザ、全開とはいえないまでも、なかなかのスタートだと思います。今日は欠場していた手塚さん(怪我かな?スタンドに非常によく似た人がいたけど(^^;)が戻って来たらさらに攻撃にバリエーションが増えてもっと面白くなるかな、な~んて期待したいと思います。